一年近くもインドに住んでいながら、先日やっと隣の州に観光に行きました。タージマハルはウッタル・プラデーシュ州にあります。インド人のドライバーは、ウッタル・プラデーシュ州を「UP(ユー・ピー)」と呼んでいました。
綺麗でした〜。
日本に来たこともないけど、デリー大学で日本語を勉強したガイドさんは、もうベラベラ。非常に楽しい旅行でした。
タージマハルのあるアグラという町まで、車で3〜4時間くらいの距離でしょうか。私が住んでいるのは、北インドのハリヤナ州。デリーの隣町です。
私は今まで、北インドで話されている言語は「ヒンディー」だと思っていましたが、違うことがわかりました。
今日お会いしたインドの人も、日本語が上手。「日本語と英語とヒンディーが話せるのはすごいねー」と話しかけたところ、さらにもう一つ話せるそうです。
「ここはハリヤナ州だけれども、ハリヤナの現地語はヒンディーとは違う。例えば、ハリヤナに住むお年寄りはヒンディーがしゃべれない人も多いです。」
彼は、トリリンガルも珍しくないインドで、まさかの4カ国語マスター、マルチリンガル(multi・lingual)でした。
「ティケ(OKという意味)と言う言葉も、ハリヤナの言葉で発音すると、ヒンディよりも大きく発音します。」
大きく発音すると言うのは、単に大声を出すと言う意味ではありませんでした。彼が発音すると、確かに言い方が違うのです。文章で再現しきれないのですが。
他には「水を飲みなさい」と言うような文章でも、明らかに文章の長さが違いました。
私が普段接するインドの人は、ドライバーやメイドさんです。彼らは、私とコミニュケーションを取るのに、英語で話さなくてはなりません。細かい話はできないんです(私が英語しゃべれないから)。
日本語が堪能なインドの人に会うのは珍しいです。もしかしたら、北インドで話されている言語について、もっと勉強すると面白いのかもしれません。