メイドさんのメヘンディは自分で描いた

今日はメイドさんが手のひらに素敵なメヘンディをしていました。

メヘンディはインドでよく見られるボディアートですが、ヘンナという自然素材の絵の具で筆で描き込んでいく、伝統的な模様が非常にスバラシイです。

1週間から3週間ほどで消えてしまうもので、2週間ほどすると色が薄くなっていくみたいです。いちど自分でもチャレンジしたいなぁと以前から興味を持っていました。マーケットに行くと、路上で小さな椅子と机を出しメヘンディをカイテくれるお店もよく見かけます。私は絵を描くのが好きなのでチャレンジするときは自分でデザインしなければと考えています。

メイドさんが仕事終えて帰り際に、手のひらの素敵な模様に気づいたので、思わず「ステキね!」と声を上げると、「自分で描いたの」と教えてくれました。

こんな会話のときは、簡単な英語と日本語が混じってしまうのですが、全く問題なく理解してもらえます。

インドの女性は、愛想笑いをしません。だからこそ、輝くような美しい笑顔を見ることができた日は、ほんとに嬉しいなぁと思います。

インドではディワリと言う大きなお祭りを11月に迎えます。10月にはディシエラというお祭りもありました。町中の建物にイルミネーションが増えてきて、大理石の床の上にはカラフルなサンドアートが飾られていきます。

【追記】今日は(2018年10月27日)カルバチョートという伝統行事の日で、夫の健康と長寿を願い、月が出るまで奥さんがプチ断食するのだそうです。メヘンディと衣装で美しく装うとか。素敵な友人が教えてくれました。【追記ここまで】

メヘンディのような人々の装いも、生活空間も、伝統的なストーリーを感じさせながら、沸き立つような高揚感がたまりません。

メイドさんは、とても真面目に仕事をする人でキリッとした感じの美人さんです。身なりもきちんとしていて、とてもオシャレ。断食している日にお仕事に来てくれたんですね。