9歳の子供に、あっという間にスクラッチで負けた

スクラッチ、初日

夏休みが終わり、日本からインドに戻ってきました。日本で組み立てたRaspberry pi をインドに持って帰ってきましたので、リビングのモニタに接続。でかい。こんなにモニタは大きくなくていいんですけど、リビングじゃないと勉強しませんから。。。

せっかくなので、スクラッチでゲームを作る勉強をしようかなと、本をみながらゲーム作りにトライしようとしました。

参考にしたのは、10才からプログラミングするための本。中をパラパラっと確認したところ、全部作っても数時間で終わるかなと予想。カラーで簡単な内容。手順も少ないです。これなら!と思いました。

raspberry pi 3

小学生向けのプラグラミング本を見ながら、まず猫のキャラクターを動かしてみました。

すると、子供も興味を持ち始めたので、プログラムが中に詰まったブロックを積むところをちょっと見せました。

私がやって見せたところ

  1. スプライト(猫のキャラクターにあたるもの)が、カーソルにくっついてくる。
  2. 画面のはじまで行ったら、ひっくり返る。
  3. この動作を繰り返す

特にブロックの内容を解説したりもしませんし、プログラミングについても教えませんでした。「みてみて〜、猫がくっついてくるよ!可愛いでしょ!」とかドヤっていただけです。そしてそのドヤった私は5分後にグウの音も出ないほど驚かせられます。

子供がやったところ

  1. スプライト(猫のキャラクターにあたるもの)が、カーソルにくっついてくる。
  2. 画面のはじまで行って、くるくる回っている。
  3. この動作を繰り返す
  4. 猫の色を変える
  5. 背景をつける(水の中)
  6. 泡の音をつける
  7. スプライトを増やす
  8. 保存して終了する

スクラッチ、初日2

猫のキャラクターが、マウスにくっついてきたり、ずっとくるくる回っていたり動きが派手になっています。さらにスプライトに名前をつけたり、分身の術で増やしたりしています。ここまで5分です。さすがに驚きました。

子供は、普段はパソコンを使っていません。9才って、人の作業を見ただけでこんな作業ができるんだな、と思いました。いろんなブロックをつけてみたり、とってみたり、タブを切り替えて音をつけてみたり。

私は本をみながら、本の通りに猫のキャラクターを動かしましたが、子供は本なんかノールックです。

負けた。。。

ここからどうやってスクラッチのようなブロックプログラミングから、コマンドを打ち込むプログラミングに移行したらいいのでしょうか。子供には習得のスピードでは負けますが、調べる時間や手段は大人の方が勝っています。

頑張って、何か一つくらいはゲームを完成させたいな、と思っています。