インターで、子供は勝手に努力していた

環境に依存する形で、自然に生活の中で覚えた英語は、環境が変われば忘れてしまうものです。本当にそうです。

でもですね、「こんなこと、忘れちゃうの!?」とびっくりする一方で、なかなか忘れない部分もあることに気付きました。それは、本人が努力して勉強した部分です。

窓と椅子、本

のほほんと遊びまわっていた次男にも、「あれ、この子、発音忘れてない。。。」と思う瞬間が。いやいや、あなた勉強してなかったじゃーん!と思いきや、そうでもなかったみたい。

たまに私の英語の発音を直してもらうんですが、「ここの母音と母音の間のvは、もっと弱くてもいい」みたいなことを、本当に上手に教えてくれます。

子供は、先生や友達とのやりとりの中で、どう発音したら自分の言葉が通じるのか、考えていたんですね。インターでの基礎英語の先生は日本人ではないので、日本人が発音できない英語の発音を、上手く教えることはできません。だって、英語もろくすっぽわからない状態でクラスに在籍してるんですから。

日本に帰ったら、子供は英語なんか忘れちゃうよ、と寂しく思っていたのですが、ほんの少し子供の中に残っている英語経験の残骸が、親の胸を熱くさせてくれることもあるんですねえ。