インドのインターナショナルスクールいろいろ、給食あり?

インドは英語で授業をする、インターナショナルスクールがあります。インターと言っても、9割がインド人生徒。インド人向けなのだと思います。

実はインドに引っ越してくる前に、小学校を3校、見学に行きました。

問い合わせて見学しただけでは、気づかないというか意識していないことが重要だったりしました。その一つが、給食。

インターのお昼は給食orお弁当

ここは重要でした。実は重視していたポイントでしたが、後からいろんなことがわかりました。

カフェテリアがあり、食堂として使います。日本食もあると言われました。そして何種類かのカレーが並びます。「カレー」とは表現しないかもしれません。辛いのか辛くないのか、見た目で判断できないだけでなく、言葉で確認しても信用できません。インド人の「辛くない」は、日本人の「すげえ辛い」かもしれないからです。

出された給食が何種類あっても、子供が食べられないものであったら、意味がありません。そしてその日のメニューが食べられるかわからないので、お弁当を持たせることになります。もちろん水道は飲めないので水筒は必須。

お弁当とおやつ(おやつの時間が2回ある)を毎日持たせる必要があるなんて、聞いていなかった。水筒はしょうがないけど、毎日、お弁当を作るか作らないかは大きい。大体、メニューに日本食があるはずなのに、いつ注文しても「できない」とはどういうこと?

なんと「日本食のシェフは病気で休んでいる」とのこと。インドのインターに編入してから、一度も見たことないよ!いつまで病欠なの〜!

すると問い合わせてから1ヶ月ほどして、シェフ復活(でもインドの人)。全体メニューで焼き鳥も1回出ました。

しかし、シェフは復活しても焼きそばが無いまま。メニューに書いてあるのに頼めない。相変わらず主食とはできず、お弁当を毎日持たせてます。

これでも、いい方だと認識した

黙っていれば、日本食がメニューに全くないままだったでしょう。給食のぶんも支払いしているのに、全く恩恵に預からないなんて、返金して欲しいくらいでした。怒っていました。

ただ、言ってみると、反応があったわけです。そんなに悪くないかもしれない、と思いました。マシだと思う点は、お弁当を持参することができること、訴えを理解しており、改善の余地が残されていること。また、カレー以外のメニューがない訳でもない。フライドポテトのようなものはあるようです。

同じようなカリキュラムのインターナショナルスクールでも、厳しい学校もあります。なんとお弁当を認めていないのです。日本人の子供には食べられないカレーも多いでしょうし、そういう時は子供はお昼を食べずに帰ってくることもあるそうです。インド人は、「そのうち食べられるようになる」と思ってるかもしれませんが、子供に食事を与えないで平気でいるのは虐待ではないかと憤りを感じます。

カレーを食べられる日本人の子供もいる

一部の子供には、インド生活が長いからか、現地の食べ物でも困らないような子供もいます。これは腸の状態がひとりひとり違うので、インドに行って食べてみないことにはわかりません。同じ年数をインドで過ごした兄弟でも、兄はカレーがダメなのに弟はなんでもOKという場合もあります。腸に合わなかった場合、学校でお腹を壊すというおそれもあるので、たいへんなチャレンジです。

子供にとっては大きな問題

学校の面談で転入前にいろいろ質問しましたが、実際に通っている生徒に聞かなければわからないことが多いです。インド人の知り合いはいましたが、日本人でなければわからない問題なので、リサーチも限界があります。

子供は自分で学校の給食環境をどうにかすることはできませんから、学校との話し合いは必要かつ早急に解決すべきことでした。もし、困ったことがあったら、先生でも先輩マダムでも、すぐに相談すべき。困った時に助けになってくれる人は多いはずです。

インドの先生だって、「もっと聞いてくれればいいのに」と思ってるかも(と私が勝手に思っている)。